もうすぐまた蒸し暑い梅雨の季節です。
去年のちょうど梅雨の時期の話ですが、実家の台所で突然蟻がわらわら現れるようになりました。
蟻は外を歩いているとよく見かけるものですが、家に入ってこられると非常に困りますよね。
すぐにネットで撃退法を検索かけましたが、探し方が悪かったのかその時は効果的な方法が見つからず、最終的に母が言っていたとても簡単な方法で蟻が忽然と姿を消しました。
その方法を紹介します。
家の中にアリが侵入してきた時の対処法
アリが出現した場所がキッチンだったため、なるべく殺虫剤の類のものは使いたくなく、さらに後片付けや準備が大変なものは嫌なので(←超わがまま(^^;)
簡単な方法を3つほど試しました。
その3つの方法を紹介しますね。
結論から言うと、我が家で一番効果があったのは輪ゴムでした。
試してみた方法その1
過去に2階の部屋の出窓から小さい蟻が侵入してきた時、侵入してきている冊子の所にこれを置いておくとすぐにいなくなったので、台所にも置いてみました。
殺虫剤の類になりますが、『アリの巣コロリ』↓です。
殺虫剤と言ってもこれは毒餌剤で蟻が巣に運び込むものなので部屋の中は特に汚れる事はありません。
3日間くらい様子を見ましたが、一時少なくなってきたなぁと思っていた蟻がまた増えてきました・・・。
試したみた方法その2
1つ目の方法は今回はあまり効果が見られなかったので、2つ目の方法です。
蟻は刺激臭を嫌います。
蟻がいる部分はちょっと抵抗はありましたが、一帯をアルコールをスプレー噴射。侵入してきている場所はよくわかりませんでしたが、可能性のある窓の冊子のあたりもスプレーしてまた3日間くらい様子をみました。
これも一時少なくなり、効果があるように見えましたが、また出現して増えてきました。
試してみた方法その3
上記の2つの方法を試している時に母が一言。
「蟻って輪ゴムを置くといなくなるって言わない?」
いやいや、そんなわけないでしょ!と笑ってたんですが、蟻が全然いなくならないので気づけば母が輪ゴムを並べてました。
その当時の写真はありませんが、ほんとにこんな感じで並べていただけです。
見た感じは散らかってはないけど、なんだこれ?と謎です(^^;
こんなんでいなくなることはないでしょ・・・と思いつつ、その状態でまた数日。
気づけば蟻が1匹もいなくなってました!
最終的に一番効果があったのはまさかの輪ゴム・・・。
まさかこんな簡単なことでいなくなるとは思ってもいませんでした。
その他のアリの対処法として効果的と言われているものと使用する際の注意点
コーヒーの出涸らし
蟻はお尻からフェロモンを出し、その匂いを頼りに行列を作るので、蟻の通り道においておく事でその匂いをかき消すことができるそうです。
コーヒーは毎日入れているので台所には出涸らしが毎日ある状態ですが、フィルターに入っている状態ではお構いなしでした。撒いておかないと効果がないのかもしれません。
でも撒くと後片付けが大変ですよね・・・。
酢
蟻はレモンやライムに含まれているクエン酸が苦手です。酢酸といわれる酢の成分は体内で分解されてクエン酸に変わります。なので、酢でも同じ効果が得られます。
同量の酢と水を混ぜたものをスプレーボトルに入れて常備しておいて、蟻を見つけたら蟻が動かなくなるまで何度もスプレーして吹きかけます。
注意点:そのままにしておくと他の虫を引き付けてしまう可能性があるので、蟻に吹きかけたあとは必ずキッチンペーパーなどで拭いてください。
食器用洗剤
食器用洗剤と水を1:2の割合で混ぜたものをスプレーすると蟻の皮膚呼吸を阻害して窒息死させる事ができます。
注意点:スプレーした部分が傷んだりシミになったりする可能性があるので、使った後は湿らせたキッチンペーパーなどを使って拭き取ってください。
重曹
掃除用品としてもお馴染みの重曹も効果的です。蟻は重曹を食べると体内のギ酸と化学反応を起こして死んでしまいます。
重曹だけでは寄ってこないので、砂糖と混ぜて蟻の巣の近くに置いておきましょう。
これも後片付けが大変かもしれません。
ハッカ油
ハッカ油とはミントをアルコールに浸して抽出した薬品の事です。
メントールの香りは強い刺激臭となり、嗅覚の鋭い虫ほど刺激臭を嫌う傾向があるので、蟻だけでなく他の虫除けとしても効果があります。
その他にも殺菌効果、消臭効果、冷却効果、カビ予防などの効果もあるのでハッカ油は家に常備しておいてもいいかもしれませんね。
使い方は精製水100mlに対してハッカ油を3~5滴、それに重曹小さじ1杯を加えてよく振ったものを蟻の気になる場所にスプレーして吹き付けます。
注意点:ハッカ油の原液は人にも刺激が強いので、直接肌につかないように気をつけましょう。嗅覚の鋭いペットなどを飼っている場合はハッカに匂いがストレスになる可能性があります。
蟻が侵入してくる事によって生じる被害
食材を食い荒らされる
砂糖やお菓子、バナナなどの甘い匂いにつられてやってきて群がったりします。食事の時に落とした食べかすなどにも蟻は群がってくるので、きちんと掃除をする事も大切です。
体内に菌が入ってくる可能性も?
かじられている事に気づいたら気持ち悪いのでもちろん使わないと思うのですが、食品が蟻にかじられている事に気づかずに料理に使ってしまったら、体内に菌が入ってしまう恐れがあります。
家電などにも影響が出るかも
蟻はあたたかい所を好むので、熱を発している家電は最適な住処となり、家の中に巣を作ってしまう事もあるようです。
蟻が家電などの中に巣を作ってしまうとコードをかじられて故障したり・・・なんて事にもなります。
噛まれる
日本には毒性を持った蟻は少ないと言われていますが、可能性は0ではありません。
毒性をもっていなくても蟻に噛まれたらチカチカして痛痒いですよね。腫れてしまう事もあるそうなので、蟻に噛まれて異常を感じるようでしたら病院で診察してもらいましょう。
蟻が侵入してくる原因
甘いものなど食べ物を置いてない場所でも入ってきてたりするので、何を見つけて行列を作っているのか謎な部分もありますが、蟻が侵入してくる原因の多くはやはり餌を求めてとの事です。
食べカスなどが落ちていても群がってくるので掃除はこまめにしましょう。
その他の面白い情報としては梅雨時期は雨が嫌いな蟻が家の中に避難してきている、というものもありました。
梅雨時期など湿気の多い暑い時期に侵入してくる事が多いようです。
ですが、食べ物がなくても侵入してきます。数年前に侵入してきた2階の部屋の出窓には食べ物なんてありませんでした。
何を見つけて群がっていたのかは今も謎のままです。
侵入してきてる場所をガムテープなどで塞ぐ、という対策もありますが、蟻は小さいのでどこからでも入ってくるので無理です。
ただし、蟻は食べ物を見つけるとフェロモンを出して足取りを残すとの事なので、全く無意味という事もないかもしれませんね。
まとめ:家の中にアリが侵入してきた時の対処法!殺虫剤を使用しないやり方
家の中にアリが侵入してきた時に最も効果のあった方法はまさかの輪ゴムでした。
事情を知らない人が見たらなんだこれ?と思うような感じになりますが、輪ゴムを2~3日置いておくだけでアリの姿はさっぱり見なくなりました。
キッチンは食べ物を扱う場所なので使わないで済むなら殺虫剤って使いたくないですよね。
輪ゴムだったらだいたいどの家でも常備してあるものだと思うし、片付けも簡単なのでおすすめです。
もしなかったら100均などでも売ってますよ。
試してみてくださいね。
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